事例紹介

建設業許可の要件の１つに「建設業に係る経営業務の管理を適正に行うに足りる能力を備えていること」というのがあります。
通常、役員経験者や個人事業主経験者など一定期間の経営経験者のことを指すのですが、この経験に準ずる地位でも認められるケースがあります。
例外のような扱いですが、事前相談などを経て認めてもらった経験があります。
当時の組織図、辞令、規程、対外的な資料などを揃えての申請となります。
大変でしたが非常に良い経験をさせて頂きました。

２００５年に開業し、初めて頂いた仕事がＮＰＯ法人の設立でした。何も分からず書籍から知識を詰め込み、対応したことを覚えております。幸いしっかりした手引きが発行されていたため書類については問題なく作成する事が出来ました。内容については県担当職員と相談しながら修正を重ねました。無事に最初の業務を終えて報酬を頂いた時にはホッとしました。

相続業務の中に遺産分割協議書の作成があります。作成後は各相続人に実印を頂くことになるのですが、遠方の方などは郵送で対応しております。ただ大切な実印を押す事と何だか難しいことが書いてあるという事で直接会って説明して欲しいというケースがあります。過去に長崎県壱岐市まで伺った事があります。フェリーで島に着き、相続人とお会いするまでなかなか大変でした（笑）。押印後は島を案内してくれたり、翌日お見送りをして頂いたり初対面だったのですが、とても親切にして頂きました。人の温かさを感じた業務でした。